宇宙の科学
観測はもっぱら可視光で行われる! 地上の物質や現象を調べる場合には、その物質や現象を直接に測定したり、現象を実験的に再現することによって、対象とする物質や問題となる現象から定量的なデータを取得することができる
そのとき重要なことは、実験や測定の条件を変えることにより、必要な情報を取得できることである。

ところが、天体を対象とするときは、一方的に伝達される情報を受動的に測定するしかない
そこで、天体現象を理解するのに十分な情報を集めるには、何をどのように測定するかが大きな問題となる。

天体の発するすべての情報を集められると申し分ないわけだが、現実には、観測や測定の技術的な制約から限られた情報しか集められないことが多い。
歴史的にそうした制約が少なかったのが、可視光線で観測することであった。
そこで、観測はもっぱら可視光で行われ、「目に見える」宇宙のデータが蓄積され、「見える」宇宙が理解されてきた。
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